カセットボンベにバーナーをセット。15秒〜20秒程度ホーゼルを熱します。 1箇所だけを熱するのではなく、シャフト挿入部分に熱が伝わるようにします。 ソケットはセルロイドやプラスチックですのでバーナーの炎はすぐ引火します。安全のために事前に撤去してから作業するのが基本と考えましょう。 ヒートガンより短時間ですし、プロでも行う方法です。 |
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左手でフェース部分、右手でグリップを握ってねじってみます。 きちんと熱が伝わっていれば簡単に緩みます。あとは左右交互にねじりながら抜きます。素早い加熱であればフェース部分は素手でも触れますが念のため軍手などの防具も基本としましょう。 作業開始からここまで1分ほど。 組み重なっているものを真っ直ぐずらす(引き抜く)のは人の力を加えにくいので動かしづらいのです。回転方向へはトルクを加えることが容易なため分離することが簡単にできるようになります。身近なものではマジックインキ(マーカーペン)のキャップもそうです。並行したもの同士を差し込むときは簡単、しかし引き抜くのは大変、経験ある方のほとんどは無意識に回しながらキャップを引き抜いています。 |
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ホーゼル内部を清掃します。接着剤は熱を受けることで分解して粉っぽいゴム状になり、元の強度には戻りません。よって夏場、車内にクラブを置きっぱなしにはしないことです。 アイアンのホーゼルはこの厚みがあるため直後は熱くて触れませんが、シャフトは少し暖かいというくらいです。これをヒートガンで行うと時間がかかる分、シャフトへ伝わる余分な熱が多くなってしまいます。そのためカセットバーナーで行うのです。 |
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ホーゼル内部はご覧のようにきれいになりました。 新しいシャフトは先端をざらしてからソケットを組み付けます。 |
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接着面をアセトンで脱脂します。 乾燥後、接着剤を塗布して組み付けます。 |
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接着完了後、完成です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 可変式(カチャカチャ)のスリーブを抜いてみました。 タップまたはClick → こちら |
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